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若さを保つ食事療法

体の酸化が老化を進める

人間の体は、年をとるとともに金属のように酸化し錆びていく・・・という話を聞いたことはありますか?

これは、フリーラジカル説と呼ばれます。
人間のからだには、もともとは「抗酸化酵素」というものが備わっていて、体を錆びさせる活性酸素を消す働きをもっているのですが、40歳を過ぎた頃から抗酸化酵素をつくる機能が低下してしまいます。そうすると、活性酸素によって体の組織や細胞が酸化のダメージを受け、老化を早めてしまうのです。

老化をくいとめるためには、この「体の酸化」をいかに防止していくかという問題になってきます。
では、どうしたら体の酸化をくいとめられるでしょうか?
体の中の抗酸化酵素が減少してしまっているわけですから、食事で「抗酸化物質」を補給しなければなりません。

抗酸化物質となる栄養素は、ビタミン。
ビタミンには、活性酸素の働きを抑え、一度酸化されたものを消す働きがあります。
具体的には、ビタミンA、C、フラバンジュノール、グレープシード、カテキン、ポリフェノール、リコピンなどが、抗酸化物質として挙げられます。
抗酸化物質を多く含む食品は、「抗酸化食品」と呼ばれ、果物、豆類、野菜、海藻類、穀物などがあります。

抗酸化ビタミンと分解ビタミン

抗酸化物質のビタミンは、「酸化を防止するビタミン」と「酸化を消去・分解するビタミン」とに分けられます。

<抗酸化ビタミン>

  • ビタミンA
    抗酸化作用があり、皮膚や粘膜を健康に保つ働きをする。牛乳、ニラ、ほうれん草、うなぎ、あなご、ニンジン、春菊、カボチャなどに含まれている。
  • ビタミンC
    水溶性のビタミンで、細胞内部で活性酸素を退治する役割をもつ。オレンジ、いちご、キウイ、小松菜、ブロッコリー、じゃがいも、さつまいも、大根などに含まれている。
  • ビタミンE
    脂に溶けやすい性質を持っているので、脂質を主成分にする細胞膜にとどまって、体の酸化を防止する。アーモンドやピーナツなどのナッツ類や、牛のレバー、アボガド、玄米などに含まれている。

<分解ビタミン>

  • ビタミンB2
    酸化によって発生した過酸化脂質の分解を促す働きがある。牡蠣、サバ、チーズ、のり、玄米、納豆、シイタケ、レバーなどに多く含まれている。
  • ナイアシン(ニコチン酸)
    酸化された脂質を消去する働きをもつ。カツオ、サバ、ブリ、いわし、まぐろ、レバー、鶏のささみなどに含まれる。

抗酸化をたすけるミネラル

体内の抗酸化酵素の働きを助ける栄養素もあります。それが、ミネラルです。
ミネラルが体の中で占める割合はたった4パーセントほどですが、他の栄養素をたすけ、その効果を発揮させる役割を担っています。そして、老化の原因である活性酸素を除去する抗酸化酵素の構成成分として、酸化の予防に役立ちます。ミネラルには、以下のものがあります。

  • 亜鉛
    活性酸素を別の物質に変える生体内酵素の構成に働く。牡蠣、あさり、カボチャの種、レバー、小麦胚芽などに含まれている。

  • 火星酸素を分解する酵素の一部になって、抗酸化作用を助ける働きがある。牡蠣やアーモンドに多く含まれる。
  • マンガン
    活性酸素を分解する抗酸化酵素を助ける働きがある。しょうが、玉露、しそ、バジルなどに含まれている。
  • セレン
    ビタミンEと一緒に摂ると、ビタミンEの抗酸化作用を増大させ、血液の流れを促す。大豆やいわしに多く含まれる。
 
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