人間の体は、年をとるとともに金属のように酸化し錆びていく・・・という話を聞いたことはありますか?
これは、フリーラジカル説と呼ばれます。
人間のからだには、もともとは「抗酸化酵素」というものが備わっていて、体を錆びさせる活性酸素を消す働きをもっているのですが、40歳を過ぎた頃から抗酸化酵素をつくる機能が低下してしまいます。そうすると、活性酸素によって体の組織や細胞が酸化のダメージを受け、老化を早めてしまうのです。
老化をくいとめるためには、この「体の酸化」をいかに防止していくかという問題になってきます。
では、どうしたら体の酸化をくいとめられるでしょうか?
体の中の抗酸化酵素が減少してしまっているわけですから、食事で「抗酸化物質」を補給しなければなりません。
抗酸化物質となる栄養素は、ビタミン。
ビタミンには、活性酸素の働きを抑え、一度酸化されたものを消す働きがあります。
具体的には、ビタミンA、C、フラバンジュノール、グレープシード、カテキン、ポリフェノール、リコピンなどが、抗酸化物質として挙げられます。
抗酸化物質を多く含む食品は、「抗酸化食品」と呼ばれ、果物、豆類、野菜、海藻類、穀物などがあります。
抗酸化物質のビタミンは、「酸化を防止するビタミン」と「酸化を消去・分解するビタミン」とに分けられます。
体内の抗酸化酵素の働きを助ける栄養素もあります。それが、ミネラルです。
ミネラルが体の中で占める割合はたった4パーセントほどですが、他の栄養素をたすけ、その効果を発揮させる役割を担っています。そして、老化の原因である活性酸素を除去する抗酸化酵素の構成成分として、酸化の予防に役立ちます。ミネラルには、以下のものがあります。